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【マイナス印象】自衛官の再就職。入隊して1年で辞めるってどうなの?自衛隊を1任期で辞めると転職に不利?

    
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【マイナス印象】自衛官の再就職。入隊して1年で辞めるってどうなの?自衛隊...

前職の在籍が短いと、転職で不利にならないかな?だからといってこのままダラダラ続けて時間をムダに過ごすのはモッタイナイ…どうせいつかは辞めるのだから早く行動したい…

自衛隊に入隊してからまだ1年経っていません。すぐに辞めてしまうのは転職に不利でしょうか?

求人をたくさん見て、比較して、せっかく選んだ会社ですから、何とかして入社したいですよね。

不利に見られない「退職理由の伝え方」をお教えしましょう!

自衛隊を1年で退職。再就職は大変?

海外のように転職回数を「キャリアパス」と肯定的に捉えてくれる企業の数は、日本ではまだあまり多くありません。

転職することで自分に対して適切な環境を与えようとしていることは、本来なら褒められるべきです。どんな人もわざわざ後退したくて転職するでしょうか?いいえ、前進したくて転職をします。

新しい職場にチャレンジするあなたは素晴らしいのですよ!

自分を騙してまで無意味に長く勤めようとする人もいるなかで、あなたは行動を起こし変化しようとしているのです!

日本ではキャリアパスの認識が広まっていない

ところが、まだ日本では、年功序列や終身雇用の感覚が根深いです。

在職期間が短いと、

  • 会社を追い出されたのかな?
  • 何かあったらすぐ辞める人?
  • 癖がある人なのかな?
  • 人間関係でトラブルを起こしやすいタイプかな?

とマイナスに見られてしまうことがあります。
自衛官の場合はどうでしょう…

ひょっとしてあなたも、このように思われるのではないかと心配な気持ちはありませんか?

「体力的にキツくて辞めた」
「訓練に耐えられなかった」
「忍耐力がない」

結論、在職の期間の短さは「伝え方」でカバーできます!

自衛官は特殊な仕事。
「伝え方」次第ではプラスになる

あなたが自衛隊を辞める理由として挙げるものが「体力的にキツイ、精神的に辛い、自衛隊の規則・慣習に従えない、嫌いな人間がいてどうにもならない、パワハラに合っている…etc」でも、伝え方を工夫することでマイナスにはなりません。

むしろ「元自衛官」の肩書きがあることで有利になる場合もあります!あなたがひとりの自衛官として理不尽な命令に従ってきたり、厳しい訓練を受けてきたことは事実です。

自衛隊に入ろうとした時点で根性がある、普通の人よりも体力がある、困難があっても挫けない、性格が真面目などと期待を示して、特に目をかけてくれる人も多いのです。

伝える内容次第では、あなたに早く仕事を覚えてもらいたいと成長の機会を与えてくれることにも繋がりますよ!

採用に不利になる情報は言わなくていい

採用面接で退職理由を聞かれたら、何と答えますか?これはあなたのセルフイメージにも関わることです。あなた自身が「今後どう在りたいか」を宣言するといってもいいでしょう。

退職した理由はきつかったから…。

たしかに自衛隊は体力的にも精神的にもキツい仕事であることは間違いありません。しかし、新しい職場のなかで「きつい仕事に我慢できない人」と認識してもらいたいでしょうか。

また、あなたがあなた自身のことを「仕事が辛いと感じてすぐに辞めた自分」というような認識を持ってしまうことにならないでしょうか?どちらもあなたにとって良い方向には働きません。

「仕事が辛いと感じたから」など、ネガティブな退職理由を言ってしまうと企業からはマイナスの評価を受けてしまいますし、自分自身に対してもマイナスの感情を与えてしまうことになります。

自信を失うことはあえて言わなくてもいいのです。

転職にかける想いとしては「成長したい」「変わりたい」「稼げるようになりたい」「興味のある仕事に挑戦したい」「新しい職場で1から人間関係を築いて頑張りたい」という自分に対する期待や展望があるはずです。

そして「こういう風な自分で在りたい」という理想の姿があるはずです。その理想の自分なら「○○の質問が来たらこういう発言をするだろう」と考えてみてください。

これは自分を偽れと言っているのではなく、あなたの成りたい姿、理想の生活、目標や夢を叶えるために「自己評価」を上げてほしいのです。自己評価が高い状態はエネルギーも仕事のパフォーマンスも上がり、就職後の働きぶりも変わってきますよ!

【例文】採用面接で相手にどんな印象を与えたいか?

採用を決めてもらうことと同時に、あなたの自分に対する評価を下げないためにも、ネガティブな退職理由はポジティブな表現に言い換えるようにしましょう。

(例文)後期教育期間中に退職

「衛生課を希望して自衛隊に入隊しました。しかし実際の配属先は普通科でした。普通科では〇〇をしていました。集団生活では協調性を育むことができ、また組織の目的を遂行するためのチームワークも学びました。

でも人の命を救う職場で働きたいという想いは変わりませんでした。むしろ日に日にその思いは増していく一方。そこで職種変更を希望したのです。ところが自衛隊の組織上、職種を変更することは難しいと言われてしまいました。自分が心からやりたい仕事を実現するために、退職を決意しました。」

(例文)労働環境が理由で退職

「前職では給料の出ない無賃労働時間がひと月に100〜200時間ありました。さらには訓練のために山にこもって2週間お風呂に入れない時もありました。それくらい厳しい環境で働いてきました。そこで考えたんです。無賃労働の200時間と2週間山で生活できるほどのタフさを一般企業で発揮できたら?一体どうなるんだ?と。

この時間とパワーを一般企業で働く自分に充てることができたら、人一倍成長できるし、収入も増やせると考えました。過酷な環境にも耐えられる精神力と忍耐力には自信があります。この力を会社人生に使いたいと考えて退職を決意しました。」

これなら採用面接の人も納得してくれそうですね!

自衛隊を短期間(1年未満〜2年)辞めることのデメリット・メリット

デメリット
積み上げた階級が0になる

一応の知識としてお教えしますが、一般企業に就職してみてやっぱり自衛隊に戻ろうといった場合。どうなるのか?

基本的には「自衛官候補生」「一般陸曹候補生」の再入隊は2士からやり直しになってしまいます。

メリット
年齢の若さで就活は有利

例えば、同じ能力を持った「20代前半」と「40代後半」の2人がいるとしてどちらを採用するか?もちろん採用されるのは前者です。

就活は年齢を重ねるごとに難易度が高くなります。

特に選ばなければ仕事先は沢山ありますが、できれば自分が成長できるような環境で、希望した会社で働きたいですよね。

年齢は若ければ若いほど良いので、辞めると決心しているのなら1日でも早く転職活動を一緒に始めていきましょう!

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