
自衛隊の生活がしんどい|厳しい生活から抜け出したいあなたへ

「緊急です…辛いです…もう限界です…自衛隊を辞めるための次の仕事はまだ見つけられていません。でも今は、それどころではありません。もう少しで精神的にもたないような気がします…」
このページにたどり着いたあなたは、おそらく心の底から自衛隊を辞めたいと思っているのだろう。

OK。ひとまず深呼吸しよう。
人間関係のストレス、上官や仲間からの厳しい扱い、過度な規則、心を試すような演習、閉鎖的な営内生活…
ただでさえ気が滅入るような毎日なのに、追い討ちをかけるように退職が認められないと来た。それはまさに、あなたにとって「絶望」以外のなにものでもないと思う。
逃げ出したいのに逃げることができない。自分の力ではどうにもならない。ほんとに地獄だよね。ここでの生活があと何年も続くと思うだけで苦しくなるよね。
これが通常の職場なら「明日からもう行かない」と決めることもできるが、自衛隊ではそうはいかない。体調が悪いのに「演技するな」と言われたり、カラダが拒絶反応を示しているのに無理に叩き起こされる。
もう息が詰まりそうで、苦しくて逃げ出そうと…
『脱柵…』
当然、連れ戻されてしまい、処分をうけるだけだ。もし「どこでもドア」が売られていたら、全財産をはたいても手に入れたいくらいだよな。
それだけ必死で生き抜いているあなたへ、絶対に読んでほしいのがこのページだ。
メンタルが壊れる前に、まずは自衛隊を辞める
「今すぐに緊急脱出コードを出してくれ」
サルベージさながら、そこから引き上げ、すぐに救出する。もしあなたが退職を希望しているのに認めてもらえず、苦境に立たされているなら、取りうる方法は1つだけだ。
本当はね、転職計画科としては、あなたが自衛隊を辞めたあと道に迷うことがないように、しっかりと計画を立てて退職の準備をしてもらいたいと思っている。
もし心に余裕があれば、自己分析してみるとか、履歴書を書いてみるとか、人生の道筋を立ててから辞めてもらいたいんだ。
目標がないと、無限の選択肢に立ち尽くしてしまう。自衛隊を辞めたあとの目標設定がいかに大切かはこのサイトのなかで繰り返し伝えてきた。
でもね、今、とても辛い思いをしていて、もう耐えられそうにないくらい心に余裕がない状態なら、そんなことは二の次でもいいんだ。それより優先しなければならないのは、あなたが「まともに生活できるかどうか」なんだ。
夜も眠れないとか、勝手に涙がでてくるとか、何をしてても楽しくない、生きる意味がわからないとか。もっとひどくなると、まるで自分の体が、自分のものじゃないみたいな感覚に襲われる。
そうなったら「ストップ赤信号」だよ。これは過酷な状況に置かれた人たちに見られる命の警告サインなんだ。ふつうならブラック企業認定されるレベルだから、早いうちに休まないといけない。
まずは辞めることが先決。いったん療養してから次の仕事を探せばいいよ。
精神的に崩壊したら、日常生活を送ることさえ難しくなるからね。それに自衛隊のような外から閉ざされている高いストレス環境は、どうしてもマイナス思考に囚われやすい。
それが習慣化すると、うつ病になり、楽しいことも楽しいと思えなくなる。だから一線を超える前に、自分の大事を優先してもらいたい。間違っても命のことについて変な気をおこすんじゃないぞ。
人生、生きていれば、面白いことなんていくらだってあるんだから。
いま感じることはできているか?自然の美しさや風の心地よさ、夕陽が綺麗と感じたり、生きていればこそ感じられる幸せは、そこら中に転がってるんだ。本当はね。身近なところにあるんだぜ。
でもな、心が病んでしまうと、幸せを感じるアンテナが折れてしまう。そうした幸せを感じる感性が鈍くなるんだ。いつも不安、いつも心配、自己否定、自分が無価値に感じる、死ぬことばかり考えている…そんな人生になってしまうんだ。
恐ろしいよな。頭は常にマイナスなことで一杯。期待やワクワクがなくなり、希望の光を見ることができず、絶望感に囚われている。
でも環境が変われば、それらはスーッと消えて無くなるんだぜ。
もしダークな感情に支配されそうで、辛くてどうにもならないと感じるときは、遠慮せずに転職計画科にメッセージを飛ばしてきてほしい。
退職は絶対にできるから、安心してほしい。辞めることについては心配しなくていい。あなたは、次の新しい人生を楽しむことだけ、考えていればいいよ。
自衛官だから心が強い?打たれ強い?
自衛官が多くの心の試練に直面していることは間違いない。心が疲れている人には、あまりネガティブな話題を持ち出したくないんだけど、実際、自衛官の中には、自分の命を…という悲劇を選んでしまう人もいるんだ。ニュースは毎年のように報道されている。
辞めさせてあげれば、最悪なこともなかったんだ。
このサイトを運営している理由の1つとして、そうした痛ましい状況を少しでも改善したいという想いがある。ひとりでも減らしたいという願いがある。
だから、転職の準備うんぬんは抜きにして、自衛隊を辞めたいときに、すぐに辞められる手助けをしてあげたいといつも思っているんだ。
つぎの職を見つけることは重要だが、いったん置いていい。あとで一緒にやろう。その前に、今の状況を抜け出すことが最優先。とにかくすぐに退職して、環境を変えることが先だ。
俺たちの心はもろい。実はそんなにタフでもないし、繊細で、傷つきやすいもの。鉄や鉛とはちがうんだ。心はモノや身体と同じように、過度な負荷をかけつづけると壊れてしまう。
肩を酷使したら、肩が壊れるのと同じで、無理な使い方をしていたら、誰だって壊れてしまう。腕が悲鳴をあげているのに、バーベルを持ち続けていたらどうなる?これ以上バーベルを上げていたら、スジを傷めたり、骨が折れるって予感はできるのに、心の悲鳴には注意を払わない人がほとんどだ。
心って目には映らないからね。でも、その人の表情を見たら、心の状態は感じ取れるはずなんだけどね。
朝起きたら心臓がバクバクするとか、目覚めると同時に憂鬱な気持ちが込み上げてくるとか…それは自衛隊内での生活が極めて厳しいことを示している。
生活しているのが営内や海の上であれば、起きた瞬間から超ブラックな会社にいるようなもんだ。苦手な人やパワハラをする人がすぐもう目の前にいるんだからね。行きたくない仕事が強制的に始まってしまうんだからね。
そんなとき、あなたが過度に努力することは許されない。自分を無理に奮い立たせてはいけない。それは自分自身を壊してしまう道を進むことに他ならない。マジでダメなんだ。
心の負荷は、ひたすらパワーリフティングを続けるのと同じだ。それが限界を超えると、心が壊れてしまうことは避けられないよ。はやく手を離さないと、本当に危険だぞ。どんなにマッチョマンでも無理をつづけたら、ポキッと折れる。そして一度でも壊れてしまったハートは、なかなか元には戻らないんだ。
心は「ガラスのハート」とも言うよな。一度壊れてしまうと、すぐには治らない。心にはギプスのような物理的なものをはめることができないから、骨折のように放っておけば勝手に治るのとは訳がちがう。
それに心のケアについての知識も予防の方法も、学校ではそういう勉強は教わってないからね。スクワットの正しいフォームみたいに、心の置き方についても習ってない。心の置き方がわからないために、負荷をかけすぎて簡単にケガしてしまう人も多い。だからこそ大事に守らなきゃいけない。
いつも元気でカラダも強い先輩が、うつ病で苦しむ姿も見ている。治るまでに4年もかかっていた。気持ちの浮き沈みと戦う4年は、どれだけ辛かっただろう。
これは他人事じゃないぜ。自衛隊のような環境は、心にとっては過酷なものだ。自由が制限され、自分の意志で行動できず、プライベートがなく、逃げ場のない状況は、心に大きな負荷をかける。
しんどかったら、それはただの苦痛であり、生産的な強化ではないんだよ。
心はスポーツとはちがうからな。限界まで追い込めば強くなれるなんて無知な考えを、もしあなたも持っていたら捨ててほしい。いいかい?限界まで耐えて…ではなく、限界の7割くらいまでに留めておくことが、自分を守るために必要なんだ。
「逃げたい」は、生きていくための力強いステップ
生き残りたい、生きたい、このままでは危険だ、ここから離れるべきだ….逃げたいという感情は、人間の生存を守るための本能だ。
自分の運命を切り拓くための選択なら、その場から去り、方向転換して進む道を変えることは、決して「逃げる」ことにはならないんだぜ。それはむしろ、前向きなアクションだ。
一度、退いて、計画をあたためる。
それがあなたの生存戦略なら、それで問題ない。
向き・不向き、合う・合わない、タイプ・タイプじゃない、戦える・戦えない…そんなのは、誰にでもあることだよ。ここじゃ頑張れない、この場面で戦うのは無理だ、この環境は自分に向いてないと思ったら、ズタボロにされる前にやめちゃえばいいんだ。
自分の強みを活かせない環境にいても、ただ苦しむだけだからね。自衛隊ではなく、別のフィールドで力を発揮すればいい。
新しい道を選ぶあなたを「途中でやめるのか!」「逃げるのか!」「情けない!」と批判する人も出てくるだろう。こういう言葉にはいっさい反応しなくていいぜ。耳を貸すなってことさ。ワーワー騒いでる奇妙な猿くらいに思っておこう。
覚えておいてほしい。あなたの自尊心を傷つけてくる人とは、今後も関わっちゃいけないよ。他人から自信を奪うことが趣味みたいな奴もいるからな。その人はあなたの身を案じて言っているのではなく、自分の都合が悪くなったり、自分の思い通りにならないことにムカついて言っているだけだ。
いいぞ、いいぞ、他人の思い通りにならないあなたのままでいてくれ。
いいかい?大切なのは、誰に何を言われても、他人の意見に振り回されず、自分の信念に従い、自分の進みたい道を突き進むことだ。
あなたにはね、本来、毎日を楽しめるキットが備わっているはずなんだ。元気にはしゃいで、遊んで、ときにはふざけることも出来る。そしてあなたは、本当は勇敢で、好きなことには勉強熱心で、頼もしくて、人に感謝されるような素晴らしい仕事ができる、能力のある人間のはずだ。
でも環境が合っていなかったり、職場の誰かに抑圧されているために、自分を解き放つことができていないだけなんだ。
単なる環境の犠牲者ということ。自分が心から合うと確信できる場所、本当に自分らしくいられる環境を見つければ、あなたは本来、輝けるはずの人間なんだ。
その場所を探そうとしているだけ。ベストプレイスが自衛隊ではなかったというシンプルな話だよ。単なる一つの結果に過ぎないんだから、気にすることもない。人生は冒険だから、どんどん先へ進もう。
中隊長にどう思われるか心配ですって人も過去にいた。
人生はあなたのものだ。自分軸で生きてみよう。将来的には離れる職場で、他人の評価を気にする必要はまったくないぜ。
中隊長でも小隊長でも、人生の”ある1シーン″に出てくるエキストラ役に過ぎない。主人公はあなただ。メインキャラクターは家族や親友といったところだろう。そうやって人生をとらえてみよう。
エキストラ役に左右されて、自分の行きたい道を断念してしまう主人公なんているのかい?あなたに苦痛を与えてくるっていう点では敵役かもしれないな。敵に屈服してしまうなんて絶対に嫌だろう。
自衛隊を辞めることに対して「根性がない」とか「あいつは逃げ出した」とか「忠誠心が足りない」とか、いろいろ言ってくる奴はいるけれど、何をやったってケチはつく。どんな行動をとっても批判は避けられないんだ。
他人とはそういうもんだ。常に何かしらの評価を持っている。
だから、自分が何か悪いことをしているのではないかと辞めることに罪悪感を感じる必要はないんだぜ。
なにもこの世界で、あなたひとりだけが、仕事を辞める訳じゃない。毎年727万人が仕事を辞めている。それは、毎日1万9,900人が退職してる計算になる。
これだけ多くの人が退職しているなかで、あなたはそのうちのたった1人に過ぎない。だから罪悪感を感じる必要はないし、罪悪感を植え付けてくるような人がいても、シカトしていいんだ。
彼らは、自由に動くことができず、そのストレスをあなたに向けているだけ。自分と価値観が合わない人からの批判は、無視すること。それがベストだぜ。
そんな奴に気を取られるよりも、あなたを導いてくれる人を見つける方が、将来につながるよっぽどマシな時間の使い方だよ。「自衛隊としてのやる気が尽きたんだから仕方ないだろ」って、むしろ開き直っていいんだ。
あなたの心が強くいられる場所、毎日元気いっぱいで「挑戦したい!」と思える土俵で、戦えばいいよ。
夢中になれる、やる気に満ちあふれている。心が軽くて得意げになれる。満足感を得られてウキウキする。そういう「楽しみながら進むことができる道を見つける」。これこそが、人生を上手に生きるコツだぜ。
こういうのが生き方のセンスって言ったりするんだ。
じゃあ「どうやって自分に合った道を見つけたらいいの?」という人は、転職計画科に相談してみてはどうだろう?
もし「自衛隊を辞めたい」「もう耐えられない」「今の環境が辛い」「辞める際の引き止めに対処したい」と思っているなら、退職代行サービスを利用してみてはどうだろう?
退職のゴールが具体的に見えるか見えないかでは、気持ちの負担も大きく変わる。具体的なゴールが見えることで、少しでも心の負担を軽減することができるはずだ。
あなたが「まだ大丈夫、我慢できる」と感じているなら?
「転職計画科」に参加して、就職活動や年収アップのための特訓を受けてみてはどうだろう?
・自分が何をすべきなのか?
・自分は何のために生まれてきたのか?
・これからどう進むべきなのか?
そんな悩みを抱えている人に向けて、効果的なトレーニングを用意している。これまで数多くの人の「人生の指針」をつくりだしてきた。
機能的な面では「年収アップ」も実現可能だ。
自分は何に向いているのか分からない、自分が何をしたいのかが見えないという人もいるだろう。自分には取り柄がないと思い込んでいる人もいるだろう。
安心してほしい。この世に取り柄がない人はひとりもいない。全方向に能力ゼロの人間なんていないんだ。あなたが自分の道を見つけられないのは、「認知のエラー」による自己制限があるからだ。それを解除すればいい。
だからこそ「人を活かすプロ」である私たちの役割が始まる。いま生きづらさを感じていても、元々は無邪気で明るい子供だったはずだ。これまで身に付けてきたあらゆるものを一度取っ払って、元の自分、本来の自分、真の姿に立ち返ろうぜ。
そうして捨てるもの捨てて、必要なものだけを選んでまた身に付けていけばいいんだ。
暗い顔はもうやめて、帰る支度を進めていこう。
関連記事
関連記事はありませんでした