退職自衛官のキャリアメンター|民間企業で働く方法

退職を急ぎたい自衛官に重要なメッセージ

 

人生を後悔しないために考えるべきこと

自衛官の就活失敗例は後を絶ちません。自衛隊を辞めてから多くの時間を犠牲にしたあとに相談に来る人もたくさんいます。

たしかに、早く自衛隊を離れたいという思いを抱える自衛官にとって、辞めることや心配事で頭がいっぱいになるのは当然のことです。退職手続きには時間がかかることもあり、「無事に退職できるのかな」と心配する気持ちも理解できます。

しかし、「自衛隊の退職」と「民間企業の就職」は転職という大きな枠組みのなかに位置しており、それぞれを切り離して考えるとうまくいきません。これらは連続したプロセスであり、相互に関連しています。

そのため、同時に考える必要がありますし、むしろ人生を大きく左右することになる「職業選択」という最も重要なテーマに多くの時間をかけて考えをめぐらせることが大切です。

あなたは、転職において「どのビジネスカテゴリー」の「どの企業」に就職するかという「最重要な課題」にも取り組む必要があります。これによって将来の収入は変わりますし、ライフスタイルや出会う人々など、あらゆる面に影響を与えます。そのため最もあなたが時間をかけて考えるべき部分です。

後先の展望や退職の意図を明確にせずに自衛隊を辞めて、人生を後悔することのないように、転職計画科で多くのことを学んでいただきたいと思っています。

転職計画科は、自衛隊専門の退職代行サービスとして誕生し、今でもそれは事業の1つとなっていますが、現在ではあくまで「退職代行サービス」は最終手段と位置付けており、基本的に自力で辞めることを推奨しています。しかし、
精神的に限界を迎えていたり、自分を守るために必要な限りにおいては、無理して依願退職を勧めることはありません。その場合は、転職計画科を代理人として立ててでも退職を優先し、休養を取るようにしてください。
つらい気持ちを抱えている人は、退職代行サービスを活用してください。

Copyright©いちばんやさしい自衛官の転職の教本,2024All Rights Reserved.