自衛官の履歴書「写真」は自衛隊の制服?スーツ?
履歴書の写真は第一印象を決める。身だしなみと表情に気をつけて撮影を!
──「採用されるには、相手に「この人は民間のフィールドで活躍できる」と信じてもらうことが重要だ。」
履歴書の写真は、あなたの外見の情報を伝えるもの──。これが第一印象を決めるものだ。そこで表情が暗かったりすると、人は無意識に「この人は自信がないのかな?」とか「働く意欲が伝わってこない」と感じてしまう。もちろん外見で全て判断できるわけじゃない。でも人間はどうしても先入観を持ってしまう。
「写真は想像をかき立てる」
緊張しているガチガチ系の肩、目をむきすぎたり、目を伏せている感じだと「この人、大丈夫かな?」と思われてしまうこともある。採用に関わる人たちは、経歴やスキルだけじゃなく、「この人とうまくやっていけるか?」ということも考えながら見ている。たった写真一枚で、その信頼感を築けるかどうかに影響してしまうんだ。
経歴だけじゃなく、あなた自身の魅力をビジュアルからも伝えるんだ。
例えば、履歴書や職務経歴書の中身が完璧でも、添付された写真が低画質、モサモサの髪、ひげボーボーだったらどう思うだろう?そんな写真を見ると、雇う側としては「この人、ひと癖もふた癖もありそうだな」と躊躇してしまう。個性やユニークさを見せるのはそういうことではないんだよね。
履歴書の「写真」は自衛隊の制服か?スーツか?
自衛隊の制服で撮りましょうみたいに言っている人もいるみたいだけど、とんでもない。絶対に制服で撮ってはいけない。自衛官の制服のまま撮ってしまうと、相手に「この人、本当にうちの会社に合うのかな?」って心配される。
「自衛隊出身だから、民間企業の仕事に慣れていないんじゃないか?」「この業界や職種に対する理解が浅いんじゃないか?」
自衛隊と民間企業って、環境が全然違う──。経歴から実力を測ることが難しく(普通科連隊と書いてあっても何のことかわからない)、こっちの社会経験はゼロで初心者と思われたり、安く見られることもある。だからこそスーツは、新しい環境に対応できるという意思の表れだ。相手に、この人信頼できそう、一緒に働けそうだと思わせることができるんだ。
確かに、自衛隊の制服は人目を引くし、勇気や責任感を感じさせる。でも民間企業では異なる価値観やスキルが求められるよね。だから制服のままだと、その違いがきわだって、違和感を持たれやすくなる。まるで新卒、というより厄介な新人みたいな印象を与えてしまうことになりかねない。
迷彩色に染まった新人
自衛隊出身の人にはどうしても軍隊式の厳しい職場から来たってことで、硬派で頑固そうに見えたり、命令されないと動けないと思われがちだ。これはよくある偏見だけど、もちろんそういう人ばかりじゃない。
ただ、一部では「自衛隊出身は頑固で頭でっかち」「扱いづらい」「指示がないと突っ立てるだけ」みたいな印象を持たれていることもあるから、そのイメージを打破したい。そのためにも見た目からシッカリとした姿をつくる必要がある。
スーツ姿で写真を撮ることで、民間企業での新しいキャリアに対する真剣さを示すことができる。そして、その写真を見た採用担当者が感じ取るのは、ただの外見ではなく、あなたの内に秘めた覚悟と情熱だ。
目標に向かう決意や覚悟が、自然と表情や姿勢に現れる
履歴書の写真一つとっても、あなたの本気度やプロフェッショナリズムが問われる。見た目で損するな。スーツをキメて、新しい世界に飛び込もう。それはただの服装の問題じゃあない。それは、新しい環境で自分をどう見せるか、自分の価値をどう伝えるかの象徴でもあるんだ──。
自衛官の履歴書|写真撮影のコツと注意点
履歴書の写真撮影の時期
3ヶ月以内に撮影したもの。だけど今この瞬間の、決意と覚悟に満ちたあなたの姿のほうがいいかもしれない──。
自衛官の履歴書|写真サイズ
縦36〜40㎜/横24〜30㎜のサイズ
(履歴書のフォーマットによる)
自衛官の履歴書|撮影場所
自撮りはNG。駅中にあるようなスピード撮影機か、本気のプロカメラマンで撮影するのもありだ。
自衛官の履歴書|服装
真っ黒だと、ザ就活生って感じになる。黒よりもネイビーのスーツがおすすめだ。アイロンがかったシワのない真っ白なシャツと、派手すぎないネクタイを選ぼう。
色によって印象も変わり、青は誠実さの象徴、赤は情熱の炎、黄色はあなたの明るさ、シルバーは聡明さを反映する!
自衛官の履歴書|表情
あなたが見せるべき顔、それはただのツラの情報ではなく、あなたの熱意、あなたの覚悟、あなたの決意が反映されたものであるべきだ。
前髪をあげておでこを出す。 これはただのスタイルではなく、開かれた心や自信を意味する。
睨みつけず、眠そうな目も避ける。あなたの眼差しは、人々に信頼と力強さを感じさせるものでなければならない。
口角を上げて明るい雰囲気を作り、 しかし、笑顔すぎることなく、真剣さも忘れずに。バランスが大切。あまりにも笑顔すぎると逆に怪しい不自然な印象を与えてしまう。
そして、眉毛は凛々しく整えよう。あなたの意志の力を映し出すものだ。
OKかい?真剣に、しかし、暖かく、力強く、そして誠実に。新たな挑戦への希望を胸に、写真を撮りに行こう!